怒りのブレイクスルー―「青色発光ダイオード」を開発して見えてきたこと
中村 修二
集英社 刊
発売日 2004-05
研究者として共感を得られた気がする 2005-09-25
徳島の民間企業の研究者で、
青色発光ダイオードを発明して、
アメリカの大学教授になった人の、
自伝的著書。
分かりやすく発明内容も書いてあるので、
たとえば窒化ガリウムなど、
普段聞くことない物質が多々出てくるが、
理解して読めるので、
ひとつの研究分野の雰囲気や発想を得れる。
中村修二の生き方がにじみ出ていて、
自分自身のすごさや
日本のだめさを言いすぎている点が
いまいち共感を覚えきることはできないが、
研究の楽しさを語るところなど、
共感を得られる部分も大きかった。
例えば、次のようなくだり、よく「青色LEDを開発するときは苦労したでしょう」と聞かれますが、そんなことはありません。
むしろおもしろおかしくやってきたのです。痛みや苦しみの結果ではありません、というところとか。まあそれなりに刺激の多い本でおもしろかった。
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